「ハリーポッター」の 登場人物の一人、ねずみについて詳しくまとめてみました。

 

「ハリーポッター」に出てくるねずみは、主人公ハリーポッターの友人であるロン・ウィーズリーのペットです。

初登場は「ハリーポッターと賢者の石」でロンとハリーポッターが電車で一緒になった時です。

ねずみの名前はスキャバーズ。灰色のデブねずみでロンいわく寝ているだけで何もできないそうです。

しかし、ロンはそんなデブねずみでもペットとして愛し、行方不明になったときも必死になって探していました。

もともとスキャバーズはロンの兄パーシー・ウィーズリーのペットだったようです。しかし、パーシーが監督生になったお祝いに新しくふくろうを買ってもらったため、スキャバーズはロンのペットになりました。

「ハリーポッターと賢者の石」、「ハリーポッターと秘密の部屋」ではあまり活躍のないただのデブねずみでしたが、「ハリーポッターとアズカバンの囚人」でついに頭角を出しました。

「叫びの館」でルーピン先生とシリウス・ブラックの手によってスキャバーズの正体がピーター・ペティグリューということが判明しました。

 

ハリーポッター 登場人物 ピーター・ペティグリュー

 

ピーターは在学中ハリーポッターの父ジェームズ・ポッターとルーピン先生、シリウス・ブラックと友達であった。

ワームテールと呼ばれることがあるが、これはジェームズが学生時代にピーターにつけたあだ名です。

ピーターがねずみの動物もどきだと知ったジェームズは「worm」「tail」つまりねずみはミミズのような尻尾という意味で付けたあだ名です。

ねずみの動物もどきと知ってからつけたあだ名ですが、ピーター自身の外見もどことなくねずみに似ていますよね。

在学中はグリフィンドールの寮に在籍していました。

ピーターの性格は小心者で卑怯。勇敢なものが入れるグリフィンドールになぜ入れたかはわかりませんが、結果として死人食い(ヴォルデモート一味)唯一のグリフィンドール出身者になりました。

ピーターは小心者がゆえ、恐怖に負けて死人食いに入り、ハリーポッターの両親をヴォルデモートに売りました。

結果ハリーポッターの両親は殺されてしまいました。

物語にあまり関係のないデブねずみだと思っていましたが、作品を見返すとすべての元凶といっていいほど重要なねずみだったのですね。

ちなみにピーターは原作ではヴォルデモートによって殺されますが、映画では「死の秘宝 PART1」で気絶して出番が終わっているため、生死が定かではありません。