ハリーポッター 登場人物「ゴブリン」について詳しくまとめてみました。
「ハリーポッター」に登場するゴブリンは宝の番人として「ハリーポッターと賢者の石」から登場しています。
「ハリーポッターと賢者の石」では主人公ハリーポッターとハグリットをグリンゴッツ銀行の地下へと案内しました。
ゴブリンの特殊能力
実はゴブリンは物語の重要人物の一人です。
「ハリーポッターと賢者の石」で登場した時はただの銀行員と思っていました。
しかし、ゴブリンには意外な能力がありました。
その能力というのは、物を作る技術力です。
ゴブリン族は人間より優れた技術を持っていて、武器や装飾品を作り、魔法界に売っています。
フラーが結婚式で付けていたティアラもゴブリンの手によって作られたものでした。
さらにゴブリンは物語で最も重要なものを作っていました。
それは「グリフィンドールの剣」です。
グリフィンドールの剣は校長室に置いてあるのだが、「真のグリフィンドール生だけが組分け帽子の中から取り出すことができる」と校長のダンブルドアは言っていました。
「ハリーポッターと秘密の部屋」ではハリーポッターが組分け帽子の中からグリフィンドールの剣を取り出し、バジリスクを倒しました。
ゴブリンが作るものには「自身を強くするものを吸収する」という特性があり、グリフィンドールの剣はバジリスクの毒を吸収し、分霊箱を壊すことができる最強の剣になりました。
ゴブリンの価値観
ハリーポッターに登場するゴブリンと人とでは価値観が大きく異なりました。
人の価値観としては、「お金で買ったものは自分のもの」これは現実でもハリーポッターの世界でも変わりません。
しかし、「ハリーポッター」に登場するゴブリンは「所有権は生産者にある。人間にはお金で貸しているだけだ」っと考えています。
このゴブリンとハリーポッター達の価値観の差が「ハリーポッターと死の秘宝」で面倒なことになってきます。
「ハリーポッターと賢者の石」でハリーポッター達を案内したゴブリンが「ハリーポッターと死の秘宝」で再び登場します。
当初ハリーポッターはゴブリンに金庫への侵入を手伝ってほしいと話を持ち掛けました。ゴブリンは手伝う報酬としてグリフィンドールの剣を要求しました。
協力体制にあった両者ですが、ハリーポッターがピンチになると強引にグリフィンドールの剣を奪っていきました。
なぜ、ゴブリンが約束を破ったかというのは様々な見解がありますが、ハリーポッターが捕まったらグリフィンドールの剣がいつまで経っても返ってこないので強引にでも返してもらったというところではないでしょうか。
映画「ハリーポッター」ゴブリンの中の人
初めてゴブリンを見たときはCGかと思いましたが、ゴブリンには俳優がいました。
ゴブリンの俳優を務めたのが「ワーウィック・デイヴィス」
彼は小人症で身長は107センチ。
彼が特殊メイクをしてゴブリンになっていたのです。
ゴブリンの製作動画があったのでこちらをどうぞ。
『ハリポタ』ゴブリンはこうして作られた!特別映像PART11
ものすごく手間がかかっていますね。
ちなみにワーウィック・デイヴィスは「ハリーポッター」シリーズではゴブリンの他にフィリウス・フリットウィック教授の俳優としても活躍しました。
フィリウス・フリットウィック教授は小柄ながら以外にも決闘の達人で、若い時は決闘のチャンピオンにもなったことがあるそうです。