ハリーポッターの登場人物、ハリーポッターを演じた俳優の裏話をします。
ハリーポッター
ハリーポッターの俳優ダニエル・ラドクリフはなんと逆オファーでした!
主演ハリーポッターの俳優を決めるのに3000人以上のオーディションを行ったのですが、コロンバス監督がピンときた人はいなかったそうです。
そんな中コロンバス監督は「デイビッドコッパーフィールド」という1本の映画に出会いました。
「デイビッドコッパーフィールド」は主人公のデイビットは産まれる前に上流階級の父親を亡くす。母の再婚により新しい生活が始まるが、新しい父親の残酷な教育を受け、苦しい生活を送る。
その後、母も亡くし、強制労働をさせられていたデイビットは逃亡し、新しい人生のために走り出す…
という、ディケンズ小説家(代表作:クリスマス・キャロル)の自伝的物語です。
「デイビッドコッパーフィールド」の登場人物、主人公デイビットを演じた俳優がダニエル・ラドクリフです。
コロンバス監督はダニエルを見て、「是非会ってみたい!」っと思ったそうです。
当初ダニエルの両親はハリーポッターの出演を許可しませんでしたが、実際に会い、必死に両親を説得し、ハリーポッターの出演の許可を得ることができました。
ダニエルの優しく、賢く、礼儀正しく、当時11歳なのに内面に深みや暗さを持っている所がコロンバス監督は気に入ったそうです。
ただひとつ、原作のハリーポッターは目の色が緑にもかかわらず、ダニエルの目の色は青。
最初はカラコンを入れて緑色にしたのですが、ダニエルがアレルギーを起こしてしまったため、目の色は青のまま撮影を始めたそうです。
ちなみにダニエルは「デイビッドコッパーフィールド」でマクゴナガル先生の女優マギー・スミスと共演しています。
ハリーポッターの登場人物 知らなきゃよかったダニエル編
ハリーポッターの友達として登場するのがハーマイオニーの俳優エマ・ワトソンとロン・ウィーズリーの俳優ルパート・グリントですね。
映画や原作の「ハリーポッター」ではこの三人はいつも一緒の仲良しですが実際ではどうなのでしょう?
ダニエルとエマは撮影が終わってもよく連絡を取り合う仲みたいですが、ダニエルとルパートは現場で会うだけで、ほとんど連絡も取り合わないし、プライベートでは全く会わないみたいですよ。
ハリーポッターとロン・ウィーズリーのような接し方はしていないようです。
ロン・ウィーズリー
ハリーポッターの登場人物ロン・ウィーズリーの俳優を演じたのは「ルパート・グリント」です。
ルパートは原作の「ハリーポッター」のファンで「ハリーポッター」が映画化すると聞いた時に主人公のハリーポッターではなく、ロン・ウィーズリーの俳優を志望しました。
当時、学校で友達にルパートは「赤毛とひょうきんさがロンにピッタリだ」と言われていたそうです。
そんなルパートがロン・ウィーズリーの俳優を得るために一般的でない方法でキャスティングディレクターにアピールしました。
一般的な応募の仕方は、手紙と写真をおくるというものでしたが、ルパートはビデオを送りました。
その内容はいかに自分がロン・ウィーズリーをやりたいかということをラップで伝えたようです。
しかも女の子の格好をして!
確かに、ラップ+女装は印象に残りますね。
ロン・ウィーズリーとは思えないほどの大胆なアピール。この猛アピールでルパートは俳優デビューを果たしました。
ルパートは映画「ハリーポッター」以外にも俳優として活躍しています。
ハリーポッター 登場人物 知らなきゃよかったルパート編
ハリーポッターと秘密の部屋」の後、「サンダーパンツ!」という映画に出演しています。
「サンダーパンツ!」はおならの止まらないいじめられっ子が、オタクの天才発明家の力を借りて、おならで宇宙に行くという異色コメディ映画。
ルパートはオタクの天才発明家の俳優を務めました。
なんとも気になるような気にならないようね映画ですね。
映画「ハリーポッターと死の秘宝part2」の後も「Into the White」「バレット・オブ・ラブ」「CBGB」などの俳優として活躍していましたが
近年最も注目を浴びた作品が舞台「イッツ・オンリー・ア・プレイ」です。
映画俳優としての仕事よりも舞台での仕事のほうが得るものが多いらしく、これからも舞台での仕事をしたいと語っているようです。
ハーマイオニー
ハーマイオニーの俳優エマ・ワトソンも原作「ハリーポッター」のファンでした。
父親に読んでもらったのがきっかけで「ハリーポッター」にはまったのですが、当時はハーマイオニーと自分は全く似ていない思っていたそうです。
ハーマイオニーはいわゆるガリ勉タイプの女の子。エマ・ワトソンはガリ勉なんて格好悪いと思っていたそうです。
しかし、成長するにつれ、自分とハーマイオニーがそっくりなことに気がつき、ハーマイオニーのことが大好きになりました。
オーディションでは既に俳優として活躍している子も何人もいたそうで、受かるわけがないと思っていました。
しかし、エマ・ワトソンが台本読み、スクリーンテストをすると、満場一致で「彼女がハーマイオニーだ!」っと決まったそうてす。
頭がよく、カメラ写りが抜群だったことが決め手でした。
ハリーポッター 登場人物 知らなきゃよかったエマ・ワトソン編
俳優として天性の才能を持っていたエマ・ワトソンですが、映画「ハリーポッター」の撮影終了後は俳優を辞めようと思っていたそうです。
エマ・ワトソンに限らず、ダニエルやルパートなど、映画「ハリーポッター」シリーズで有名になった俳優は他の役ができるのか?
っということが世間で騒がれていました。
確かに、エマ・ワトソン=ハーマイオニーというイメージは私にもありますね。
10年もハーマイオニーとして活躍していたのだから、すぐにそのイメージが消えるということはまずないでしょう。
エマ・ワトソンはその騒ぎを真剣に受け止め、自分も俳優を辞めようかと考えました。
そんなとき、大学の教授に俳優を辞めたほうがいいと言われたそうです。
辞めようか迷っていて、辞めろと言われたエマ・ワトソンは逆にやる気がでたそうです。
世間の逆境なんか跳ね返してやるという気持ちですね。
負けず嫌いというか、気が強いところがまさにハーマイオニーそっくりですね。
大学の教授がそこまで読んでの発言だとしたら凄い理解者ですよね。
まぁ、真相はわかりませんが…
それにしてもエマ・ワトソンは美人になりましたよね。
「ハリーポッターと賢者の石」のときは可愛い女の子でしたが、「ハリーポッターと死の秘宝」になったら本当に美女に変わりましたね。
「ハリーポッターと賢者の石」から「ハリーポッターと死の秘宝」まで一気にみると俳優たちの成長を見ることができますね。